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「ャメ…ャ…メ…テ…」
少女の体に刻まれた記憶が恐怖として表れる
「大丈夫。怖くなんか無いんだよ。」
フードにくるまれ顔が見えない事が余計に不安を煽る
「怖いんだったら、大好きにさせてあげるよ…」
黒い悪魔は羽根の無い天使に囁く
左手に持つ不気味な立方体の機械をちらつかせる
「ダメ…ィヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!」
男は涙を流し顔を振る少女を見つめながら、左手を微かに動かした
「助ケテェッ!オ願イ!!!……」
顔を左右に激しく振っていた少女は顔を俯かせ、動かなくなった
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