3/11
前へ
/13ページ
次へ
授業が終わり、僕は机に伏せた。 すると、友達が僕の目の前に立った。 それに気づき、僕は顔をあげた。 「・・・。」 「・・・・。」 何も言わず、ただ立っている友達のその姿にイライラしていた。 「・・・何・・・?」 僕が聞いた。 するとその友達は、口を開いた。 「・・・なぁ、お前怒ってんの?」 ・・・何を言うかと思ったらそれかよ。 「別に。ほっといてくんねぇかな?」 僕は友達に言った。 「・・・なんかあったのか?」 聞き返してくる友達。 「うるせーな。ほっといてくれて言ってんだろ?他人が口出しすんじゃねーよ。」 僕は強い口調で言った。 「・・・他人・・・。なんだよそれ。人が心配してんのに、なんだよその言い方。」 なんなんだよ。 意味わかんね~・・。 「うるさいって言ってるんだ・・・・・・。・・・!?」
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加