全てをあなたに……

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「ほら。」 彼女の手を握った。 そこから僕全体に温かさが回っていくのがわかる。 両側からいろんな雰囲気が伝わってきて、ディズニーランドのパレードを独り占めしてる気分になった。 住宅街を抜けると公園の裏側に出る。 そこをずーっと真っ直ぐいくと、ちょっと突きでてて空中に浮かんでるように見える展望台(実際は道が膨らんでるだけ)がある。
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