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「でも、中身だったら僕が完全に負けてる。大事なテストの時に僕の看病に来てくれたり、あんなにヒドイことしたのにまた受け入れてくれたり。
マーブル、お前も助けてもらってるよな?
バカみたいなお人好しじゃない。でも自分の意思の下、平気で人を助けちゃうような人なんだよ。」
僕の想いはグチャグチャだった。
彼女が僕の気持ちを受け入れてくれた時の喜びの波紋はどこに行ってしまったのだろう。
すぐには実感はない、でも確実に広がっている。
そんな喜びに襲われていたのに。
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