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船井「わいが時間通りに来てせっかく取った半額の刺身を!!」
カイジ「へへっどっちがマヌケだ、マヌケめ!」
カイジは、船井の血と涙の結晶、半額の刺身を奪ったのだ!!
船井「こらぁ!それはわいが先に取っていたもんやで!
わいの物や!はよ返せ!!」
カイジ「おいおい…勘違いするなよ…
船井。お前はまだ、この刺身をレジに通していない。
つまり、まだこの刺身の所有権は店にあるんだ!!」
船井「ぐっ…こ、このぉ…」
カイジ「そこでだ。船井、取引をしよう。」
カイジ、船井に取引を持ちかけた!
内容は、カイジの半額刺身と、船井のポムカレーのトレード!
船井「わ~かったわかった!
じゃあその刺身とポムカレー交換しようや!ったく…ほぅれ!」
船井、ポムカレーを片手にカイジに向け、差し出す!
カイジ「おいおい、ふざけんなよ船井。
このトレードの仕方、へたしたら両方奪われちまうような事ができちまう。
だから、この通路の遠く離れた所にお互い品を置く。
そうしたらお互いに取りにいこう」
カイジの考えは正解だった。
船井は目の前での受け渡しの時に両方同時に取るつもりだったのだ!
しかし、カイジの考えによって儚くも船井の作戦は崩れ去った!!!
船井「くそ…覚えとけよ…!」
カイジ「ククッ…」
勝利!
カイジ、勝利!!
勝ったのに何も得はない。
しかし、船井の挑戦を打ち破った。
勝利という意味!
カイジは心に感じさせながらレジへと向かう。
しかし、カイジ!
レジの前でとどまった!!
カイジが見たレジには、信じられない光景が広がっていたのだ!!
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