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カイジ「ばかな・・・
レジが・・・
込んでいるなんて」
レジには主婦の大群が押し寄せていた!
ざわ・・・
ざわ・・・
ざわ・・・
セール・・・
半額・・・
お米・・・!!
圧倒的・・・主婦!!
カイジ「うぅ・・・なんだ・・・あれは・・・?」
カイジ、ふとレジ付近の柱の上を見上げた。
カイジ「馬鹿な・・・馬鹿な・・・
また・・・ここも・・・お前たちの店かよ・・・
くそっ・・・くそったれ・・・!!」
カイジが見た柱には、二枚の額に飾られた写真。
兵藤!
そして、利根川!!
カイジ「くそっ・・・しかたねぇ・・・半額商品も取れたんだ・・・並ぶしかないんだ・・・それしか、生き残る道はないんだ・・・」
虚しくも主婦に続き並ぶ、カイジ!!
レジに向かい伸びる人の行列はまさに、[行列のできるラーメン店]!!
皆、認められた味を確かめるがために並ぶ!
食のためにかける時間は・・・圧倒的長さ!!
カイジもまた、その味が知りたいがために並ぶ!!
長く亘る時間を犠牲にして・・・!
カイジ「・・・せいぜい俺が買う物は個数で言えば10個くらいだ・・・
なのになんだ・・・周りのヤツら、軽く20個を超えていやがる・・・!
これじゃあ俺だけ恥ずかしいじゃないか・・・
・・・
いや、恥るところじゃないんだ。
周りに流されるな、
俺のほしい物はこれで十分なんだ!
もうほかに買う物はない!!」
カイジ、無事にレジまで辿りついた。
しかし、カイジの体に何かが走った・・・!!
カイジ「え・・・?
なんで・・・お前は・・・?」
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