†第1章†
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綺羅が出て行って、土方が口を開いた。 「近藤さん…俺、気になる事がある…」 「何だ‼」 「アイツ…綺羅の事なんだがよぉ…アイツ、作り笑いしてる。それに…」 「それに…何だ?」 「俺の見間違いかもしれねぇけど…一瞬、目が紅くなっていた…」 「紅くなっていた?」 「ああ。その時の、目は……」
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