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星屑
また一つ
輝き疲れた星が空から
落ちてきた
土色に濁った
そこにいるのに
誰も気づかなくて
踏みつけられてて
かつて自分のいた場所を
見上げてた
どれが一番じゃなかった
ぜんぶで一つだった
誰かがしていたように
手を高く高く伸ばしてみた
届かない
わかっているから
好きな景色に見えた
まぶたの裏に移してた
なんだろう
なんなんだろう
誰も知らない
片隅で
尽きた命の欠片
いつか青い宝石になる
花になり風になり
いつか空に帰る
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