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「なんで止めたんだ!!」
俺らは車の中で
言い争っていた。
「お前のためだよアトミック!」
「なんだマイキー?お前はビビりか?あいつは俺らの事をニガと言ったんだぜ!?」
「だからなんだってんだ!!」
「だからあいつをぶっ殺してやるんだ!畜生!!」
「まぁ二人共落ち着け、どっちにしろあのバカをもう来ないさ」
アトミックはやっと
我に返ったらしく、
おとなしくなった。
「へいマイキー、これからどうする」
「あぁなんか食いに行くか」
「おぉそうしよう、俺も腹減って死にそうだぜ」
ビッグはさっき
チーズバーガー食った
ばっかなのにもう
腹が減ってんのか…
と思いながらも、
俺らは近くの
マックに向かった。
「ビッグ、なんかラジオやってねぇんか?」
「あぁ、つけてみるか」
ビッグがラジオをいじると
様々な番組がやっていた
「よぉよぉ、これがいい」
「N.W.A.か、ハッハーこいつはサイコーだぜ」
ちょうどラジオで
N.W.A.の、FUCK DA POLICE
がやっていた。
「死ねポリ公!死ねポリ公!死ねポリ公!死ねポリ公!」
俺らは大音量で
騒ぎながら車を走らせた
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