585人が本棚に入れています
本棚に追加
「死ねポリ公!死ねポリ公!」
「N.W.A.は無敵だ!!てめえらなんかにビビらねぇぜ」
ラジオから流れる
WEST SIDEで有名な
HipHopグループの
N.W.A.のFUCK DA POLICEを
聞きながら、俺らは
たむろっていた。
「この際マジでポリ公共を殺しにいかねぇか?」
当時俺らは、
まだ10歳だった…
その中でも俺は
かなりのヤンチャだった。
「なぁマイキー、殺るならこの俺も必要だろ?」
こいつは、
アトミック・ミード
ATOMIC MEED
通称ヘルメット
A.K.A.HELMET
とてもクレイジーで
何より一番危ない奴…
7歳の時に両親を
亡くしており、
その時から、犯罪を
していたらしい。
ヘルメットの由来は、
最初に殺った白人主義の
工事のじいさんが
かぶっていたヘルメットを
盗み、以来この歳まで
ずっとヘルメットを
かぶって犯罪をしてきた
からだそうだ。
9歳からつるんで以来
今じゃ俺の数少ない
ホーミーだぜ。
「ちょいちょい、マジで殺るのはまずくなくない?」
この控え目の奴は
ヘイス"フレディー"プルート
HEICE "FUREADY" PRUET
まぁ幼なじみの悪友だな。
俺らはいつもこの
三人でたむろっては
悪さしたり、ラジオを
聞いたりしていた。
俺らのように、
PROJECT(貧困地区)出身の
奴らは、ラジオから
流れるヒップホップを
尊敬し、そして
何よりの楽しみだった…
最初のコメントを投稿しよう!