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「よぉマイキー、何処行ってたんだよ?」
ビッグはあくびしながら
聞いてきた。
「マックだよ」
「な、何!?マックだと!?俺に内緒でよくもチーズバーガー食い逃げしたな!」
「は?小便してただけだせ。つか最初に金払うから食い逃げ出来ねぇだろ」
俺は訳わかんねぇ
事ほざいてるビッグを
無視しながら
ダイムに電話した。
「ダイムだ」
「マイキーだ。今戻ったんだが、具体的に何すりゃいい?」
「そうだな、俺が戻るまでチャカや兵隊を集めて欲しいな」
「それはわかったが、どうやったらいい?」
「チャカの調達は、クリックって野郎に頼めばいい。クイーンズのジャクソン通り辺りにうろついてる売人にカチッコチッ、意味わかるか?て聞けば案内してもらえる」
「カチッコチッ?こんなのが合言葉か?」
「あぁそうだ」
「わかった。兵隊はどうすりゃいい?」
「マイキー、お前は精神障害者か?。クリスに任せりゃいいだろうが」
「あぁそうだな。わかった」
「ちょっと待て…おい直で郵送しろ!民間に任せると判断した野郎は死にてぇか?…わりぃまた後で連絡する」
ダイムはそう言って
電話を切った。
「マイキー、ダイムはなんだって?」
さっそく
クリス達が聞いてきた。
「まず兵隊はクリス、あんたが集めてくれ。出来るよな?」
「もちろんだ。ざっと70人は用意できるな」
「よしそれでいい。アトミックとビッグと俺でクイーンズに行くぞ」
「は?クイーンズ?」
アトミックは
ハッパを吹かしながら
聞いてきた。
「そうだぜなんか問題あるか?」
「別にねぇよ」
「そうか。まぁとにかくクイーンズのジャクソン通りに居る売人共に、カチッコチッ、意味わかるか?と聞けばいいらしい」
「あぁ、クリックの事か」
クリスはビンに入った
ペプシコーラを飲みながら
こっちにきた。
「知ってんのか?」
「もちろん。このニューヨークで一番銃等を調達できるお方だよ」
「へぇ~、ならクリスお前もこいよ」
「いや、遠慮しとく。それに兵隊集めしないといけねぇしな」
「あぁわかった。よしみんな行動開始だ!」
俺らは
パラディーソとの
抗争にむけての準備を
スタートした…
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