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「ハンター岬に着いたが…あぁ、あれが倉庫か!?」
車はゆっくりと
倉庫に近づいて行った。
「ビッグここで止めろ、後は俺とアトミックで歩いて行く」
「おい、また留守番かよ」
「うるせぇな豚野郎。おめえがいると足手まといなんだよ!!」
「なんだとミード!?誰のおかげでここまで来れたと思ってんだ?」
「ジープに決まってんだろ」
「このジープを運転してる俺だ!!」
「そうだなお前はただの運転手。だから運転手は運転手らしく車で待っとけ巨漢野郎!!」
「んだと!?この野郎!!」
「おもしれぇ、かかってこいよ」
「もうやめろ二人共、これから得体も知れないクリックって野郎に会うのに、何仲間同士で争ってんだよ。ビッグお前も来ていいぞ。チャカを忘れんなよ」
俺は今にも殺しあいが
始まりそうだったから
二人を止めた。
ビッグもアトミックも
互いにメンチをきりながら
車を降りた。
すると
アトミックは
車から降りると直ぐに
ビッグに掴み掛かった。
ビッグもアトミックを
掴みあげ、
またメンチをきりだした。
「もうやめろアトミック。ほらビッグもだ」
俺はなんとか
止めようとしたが
二人共なかなか
離れねぇ…
ちっ、面倒な野郎達だな…
俺は45とSAA(リボルバー)を
取出し二人に
突き付けた。
「いい加減にしろ。ガキじゃねぇんだからよ」
俺がそう言うと
やっと二人は離れた。
俺はチャカをしまい
倉庫に向かって歩いた。
「お~い、この倉庫の扉にBOOB FUCKINGって書いてあるぜクソが」
「ブブファッキング(パイズリ)か…つーことは人身売買でもしてんのか~」
ビッグはあくびしながら
そう言った。
「マイキーあれじゃねぇか?」
アトミックが指差す方には
落書きが見当たらない
倉庫があった。
「行ってみるか…」
俺らは
落書きがない倉庫に
向かって歩いて行った…
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