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「クソ!こいつビクともしねぇぜ!」
俺らは落書きされてない
倉庫を見つけたが、
この倉庫の扉は
全く開かない。
「インターホンもねぇし、どこから入るんだよ!!」
「動くな」
俺がそう言った直後に
覆面した奴らが
俺らの後ろから
銃を突き付けた。
「ここで何してる?」
「なぁ、彼女は黒のコンドームが好きだぜ」
「そうか、中に入りな」
銃を突き付けていた
連中は銃を下ろし、
無線連絡した。
すると、
倉庫の扉が開いた。
俺らが中に入ろうとすると
また武装した覆面野郎共が
駆け寄ってきて
ボディチェックをしてきた。
連中は皆、M4という
軍隊が正式採用してる
アサルトライフルを
装備していやがった…
こいつらよくこんな銃を
手に入れたな…
「よし行っていいぞ」
俺らはボディチェックで
チャカを全てとられちまった。
クリックって野郎は
かなり用心深いな。
倉庫の中は
予想外に何もなく
ただ6人の武装した
覆面野郎共が
居るだけだった。
「なぁ、クリックって野郎は何処にいるんだ?」
俺は覆面野郎に
聞いてみた。
「質問には答えられない」
「質問じゃなくて尋ねてんだよ」
「質問には答えられない」
なんだこいつら。
ATMみたいに
同じ事何度も言って…
っと思っていたら、
奥からまた覆面した野郎が
やってきた。
部下らしき野郎が2人いたが
そいつらも覆面していた。
「なんだなんだここは?覆面舞踏会の会場か?」
俺は偉そうに
歩いてきた
覆面野郎に嫌みっぽく
言ってやった。
「よく来たなクリップスの犬共。約束どおりおまえらにブツをくれてやるよ」
「おい覆面!あんたがクリックか?」
「いかにも。どうやらおまえらは新米のようだな?」
クリックっと名乗る
覆面野郎は
覆面が趣味なのか?…
と思いながらも
3人の覆面野郎が
運んできてるケースを
見つめた。
「クリック、そういえば金はいらねぇのか?」
「いらない人間がこの世にいると思うか?だが我々は前払いでしか取引しないんだ。よってお前らは払わなくてもいいわけなんだ」
「前払いでしか取引しねぇとは、ずいぶんと生意気だな?よほど自信があるんだな白人?」
クリックって野郎は
きっと何か裏があると
思った。
まずこいつらの手には
皆黒い手袋をして
肌の色さえもわからなく
させてるが、
こいつらはみんな
綺麗な青い目だった
つまり高い確率で
こいつらは白人って
とこだろう…
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