CLICK

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倉庫内は携帯の音だけが 鳴り響いていた… 「出ろよニグロ」 クリックは そう言いつつも 銃を下ろそうとはしない… 「クソが…」 俺は銃を突き付けたまま 電話に出た。 「マイキーだ」 「ダイムだ、無事ブツを手に入れたか?」 「いやこれから少し使うかもな」 「なんだと?薬じゃねぇんだぞ?使うってどういうことだ?」 「ダイム、チャカの使い道っといったらわかるだろ?ちょっとゴタゴタしてんだよ」 「クリックに変われ」 「無理だ」 「いいから変われ」 「銃を突き付け合ってんだよ!変われねぇよ!!」 「だいたい予想はしてた、マイキーよく聞けアドバイスをしてやるよ。」 「アドバイス?」 「そうだいいか、とっとと変われって言ってるだろこのクソったれが!!」 「OK!!わかったわかった!」 俺はそう言い クリックに携帯を投げた。 クリックは3秒くらい 睨みつけてから 電話に出た。 「クリックだ…あぁ久しぶりだな…あぁ…確かにな…いいのか?……わかった」 クリックは 会話が終わったのか 俺に携帯を投げ返した。 「よかったなニグロ、ボスに気に入られていてな…」 クリックはそう言いうと 銃を下ろし 他の覆面野郎共にも銃を 下ろさせた。 俺は銃を突き付けたまま また電話に出た。 「ダイム、お前何した?」 「まぁ落ち着けマイキー、とにかくお前も銃を下ろせ」 俺は銃を下ろせと 言われたが 信用できねぇから 下ろそうとはしなかった。 「おいマイキー?まだ下ろしてないだろ?いい加減下ろせ」 「言い通りにしなかったらどうする?」 「ハッハッハ、クリックを殺ろうとしてんならやめたほうがいいぜ」 「は?どういう意味だ」 「奴らの部下はみんな腕利き超エリートの海兵隊員だぜ?いくらてめえが撃ち合いに自信があっても、相手は戦争のプロ軍隊だぜ」 「そうかそうか、わかった」 俺はそう言い 銃を下ろした。 「安心しろマイキー、安全は保証してやるよ」 「そうかな、銃を突き付けて俺らを殺そうとした、白人野郎が居るのにな」 「まぁとにかくお前らの仕事はドンパチじゃなく、ブツの回収だよ、俺は向こうの弱みを握ってんだよ、だから安全は保証できるさ」 「わかったわかった、もう電池がないからきる」 俺はそういい電話を 切った。 「アトミック、ビッグ、ブツを運ぶぞ」 俺らはブツが入ったケースを 倉庫の外にとめておいた ジープまで運んでいった。
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