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30分ほどすると廊下に笑い声と複数の足音が響いた
「来た」
俺はそう思った
そして扉が開かれる
男「ん 君は?」
意外にも扉をあけた先にいたのは1人だけだった
ラージパックとダッフルバックにM4を肩からさげている
俺 「A分遣隊に配属されたナガセ先任曹長です」
俺は直立不動の姿勢で言った
男 「あぁ君がナガセ曹長か 俺はA分遣隊長のエリック・ハミルトンだ」
階級は恐らく大尉だろう
ハミルトン大尉は半袖にACUパンツという格好の為に階級章がみえない
ACUジャケットは肩に担いでいる
ハミルトン 「ロッカーの場所は聞いたようだね」
ナガセ 「はい」
ハミルトン 「レンジャー出身なら実戦は経験したのかな?」
大尉は俺の右肩の第75レンジャー連隊のパッチを見て言った
ナガセ 「はい 入隊してから3度行きました 1回はカンダハル空港制圧のコンバットジャンプです」
ハミルトン 「ホントか!俺もカンダハル空港制圧にはでてたよ 何かの縁かもしれないな」
大尉はそう言うと部屋から出ていった
金髪の男前な将校だ
俺はあの作戦に参加していると聞きすぐに親近感を覚えた
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