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「そうだね、……七原くんと悪い意味で対照的と言うか」
「悠君はね~、いつもあんな感じだもんね」
「羨ましい記憶力……」
いけない、山部君の話をしようとしたら悠君の話に戻ってしまった。悠君の話は私も話しやすいんだけれど。
でも、愛良ちゃんも悠君の話の方がしやすそうだ。
やっぱり、山部君にはあまり興味がないのかも。山部君が可哀想だけれど。
そのあと部屋に着いて、愛良ちゃんと別れた。部屋では制服から部屋着に着替える。
ふぅ、あとは休みだ。
そういえば、今日はお昼と夜ご飯無い日だったから、後でコンビニでも行こうかなぁ。作れないから……。
うつらうつらしながらそんなことを考えていた。
そのあと、私は意識が無くなっていくのを感じた。
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