3人が本棚に入れています
本棚に追加
「…えっ!?…そっそんなに嫌だったのか!?気付かなくてごめん!もうしないから…っ」
突然泣き出した私に驚いて、
オロオロしている彼
「…ちがっ…違う、の!」
涙を堪えながら、必死に伝える
「…もう、…っ…帰って来ないかもって、思ってたから…っく…う、嬉しくて…っ」
そう言い終え
呼吸を落ち着かせていると、
「……ごめん。不安にさせて、ごめんな…」
そう言って今までより少し強く抱きしめてくれた…
「…私の方こそ、ごめんなさいっ……嫌いだなんて言っちゃって、嫌いなんて嘘だから…!」
「もういいから…な?」
涙を指で拭いながら
彼が微笑みかけてくれる
最初のコメントを投稿しよう!