逃走2日目:貞操危機一髪

9/16

1183人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「ふ、ああっ…!」 「鷹のココ固くなってきてるよ?」 「ぁっ…やぁ、」 俺 何 し て ん の !← 逃げなきゃいけないのに、先輩にあの、その…大事な部分を触れられてたら逃げるにも逃げれない。 おまけに大事な部分が起立したまま逃げたら、俺変態扱いされる。それだけは絶対避けたい。 だけどな…俺だってプライドあるんだよ。何で男にんな事されなきゃいけないんだよ。どうせ男同士でするなら俺も攻めたいわ! 色々頭の中で愚痴を言ってる内に、ベルトを外されてチャックを下ろされていた。 「ちょ、何して…!」 「だってキツイでしょ?」 「だからって、…あっ」 下着の上から撫でられて、先程より手の熱が伝わってくる。 「気持ち良い?」 先輩が耳元で俺に問う。 「あ、ぁ…っん…」 確かに…さ、きっ気持ち良いけど言えるわけ無いだろう! 「ねぇ鷹、こっち向いて」 「………」 俺の第六感が振り向いたら終わりだと警告する。だから先輩には悪いけど、無視させてもらう。 「向かないともう挿入するよ?」 前言撤回。 俺は素早く椅子ごと先輩の方に向いた。だって、挿入とか生々しいしこの先輩なら本当に入れそうだし! 「先ぱ、っんん…」 先輩の方を向いてから、言葉を発しようとして開けた口を、先輩の口で塞がれて舌が割り込んでくる。 ああ、何で男とキスしなくちゃいけないんだよ。 俺、今日は厄日決定だ。 .
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1183人が本棚に入れています
本棚に追加