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今日から２学期。
この時期はようやく夏を過ぎ、少しずつ気温も下がってきたもののまだ残暑に苦しめられる季節。
そんな中、狭い体育館に全校生徒がいるもんだから暑いのなんのって…
そう。
体育館(ここ)で所謂(いわゆる)始業式が行われている。
もちろん校長のありがたーいお話しも付いてくるわけで。
その張本人は夏だけにスイカについてあつく語っていた。
なんで校長って種族のステータスには長話がデフォなのだろうか……
早く終われと願うこと2301回。
彼の御戯言が終わり、ようやく始業式が終了する。
その時のみんなの顔はといえば、〝地獄から生還した〟を絵に描いたようだった。
クラスの全員が教室に戻り、暑さから自分の愛机と接吻をかましてる辺りで担任の堺瑞希(さかい みずき)先生がご登場。
バッチリメイクも施されて気合い十分に連絡事項を伝え始めた。
内容は明日から普通通りの時間割だ、とか気合い入れろ、とか宿題出せ、みたいな？
何故疑問符か？
それはずっと窓から空を見上げていたから先生が何を言っていたのかなんて一々正確に覚えてなかったのです。
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