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あ、謝んなきゃ!
今思い出したので忘れないうちに行動に移そう。
「さ、佐倉さん」
小さい声だが緊張の色がのっているのがバレバレユカイだった。
「今朝公園のトコでぶつかったよね?ホントごめんね」
「……あぁ」
頭を下げると佐倉さんのそっけない返事が聞こえた。
え?なんかちょっと意外だった。
『あぁ、うん全然いいよ。怪我もなかったし。それより君は?』
『俺も全く。急いでてちゃんと謝れなくて…』
『いいの、気にしないで。それより同じクラスになるなんて運命みたいだね!』
的な感じを妄想ワールド全開で考えてたのに…
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