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「アヤメ!
早くしないと置いてくぞ!」
今日は一日遅れのクリスマスプレゼントをお兄ちゃんが買ってくれるのだ♪
久し振りのお兄ちゃんとのお出掛けにウキウキ気分な私はどこか可笑しいのだろうか?
「待って、すぐ行くー♪」
いろいろ悩んだあげく、昨日夏樹に見立てて貰って買った洋服に着替えた
本当なら、彼氏とデート!
なんて時に着ると喜ばれるんだろうけど、相手がいない私には無縁な話だ!
「お待たせ!」
「遅ーい!!
昼飯はアヤメの奢りな。」
「え~!!」
「行くぞ」
「あ~待ってよー!お兄ちゃん」
アヤメはいつものように雅人に駆け寄り腕を掴んで歩いた
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