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雅人は暫くアヤメを見ていた
「アヤメ?
待ち合わせなんて嘘なんだろ?
まだ拗ねてんのか?」
「も~拗ねてないよー♪
さっき夏樹からメールがきたの」
「夏樹ちゃん?
あぁ、そう言えば彼女も美人なのに彼氏がいないんだよな?
もったいないなぁ二人とも!」
「大きなお世話
さぁ早く、彼女が待ってる!」
そう言って雅人を見送った
「私、上手く兄離れ出来たかな?」
みんな離れて行っちゃうなぁ…
あっ!
アヤメはブルブルと首を横に振った
なにコウエンみたいなこと考えてんのよ!!
コウエン?!
やっぱり夢とは思えない…
最近はネガティブ思考になっちゃってるなぁ私!
気を付けないと!!
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