苛つく奴

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      はぁ~… どうしよう、本当に夏樹呼び出そうかなぁ? まーいっか! アヤメは一人街を歩いた 洋服を見たり書店で立読みしたり ただなんとなく、ぶらぶらと… あっ! 夜なら良かったな、イルミネーション点灯してないや… アヤメは公園のベンチに腰掛け、ボーッとイルミネーションを見上げていた ふと見ると兄妹らしき二人が手を繋ぎ目の前を通り過ぎて行った サラ、カイト… さよならも言えなかった あ… また夢の中のことを考えてる                
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