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いや、違う?
あいつ! あいつだ!!
「金山皇!」
「アヤメ~行くよー!」
「は~い」
アヤメはみんなの元へ急いだ
「あれ?今のアヤメちゃん?」
「さぁな!」
さぁなって、釘付けだったくせに…
「しっかし綺麗だよな、アヤメちゃん」
「そうか?
翔太、あんなのが好みなんだ」
「いや、俺はどっちかと言えばあの黒髪の…
じゃない、皇!
普通の男ならアヤメちゃんみたいな子に目が行くだろ?」
「どうせ俺は普通じゃねぇよ!」
「そう言えば、皇
あの夢、まだ見てるのか?」
「あ?
イヤ、お前に邪魔されて目が覚めてからは見なくなった」
「え? 俺?」
まぁ、理由はなんでも良い!
夢の女より現実の目の前の女に心を向けろよ
…皇!
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