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「お正月にカラオケなんて、みんな同じ事考えるのね…」
お正月の特別料金にも関わらずカラオケ屋はお客さんで溢れていた
「直ぐに入れただけでもラッキーだったな」
「ホント!」
愁夜は顔良し、ルックス良し、性格よし
オマケに歌も上手ときたら惚れない女はいないだろう…
あ…
ここにその貴重な奴が一名いたんだった
「アヤメ、私ちょっとトイレ行って来るね
私の順番まだまだだし。」
そう耳元で囁き、夏樹は部屋を出て行った
用を済ませトイレから出て来た夏樹に誰かが声を掛けた
「きみ、アヤメちゃんといつも一緒に居る子だよね!」
「え? はい!」
夏樹は声の方へ振り返った
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