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そう言うと愁夜は夏樹の腕を掴んだ
「ちょっと待てよあんた!!」
「あぁ?」
「なんでアヤメちゃんも夏樹ちゃんも自分のもんみたいに扱ってんだよ!
今俺が夏樹ちゃんと話してるだろ?」
「夏樹は大事な友達だ、変な虫がついたら困るのは当たり前だろう?!」
愁夜くん?
・・・
「変な虫? そんなのただの友達には関係ない事だろ?」
「なに?」
静かに睨み合う愁夜と翔太
「あんた、本当はどっちが好きなんだよ!」
何言ってんだこいつ
初めて会った奴にそんなこと言われたくない!
「俺は小さい時からアヤメだけしか見てない!
変な事言うな!」
「じゃぁ夏樹ちゃんは良いんだな。」
翔太は夏樹の腕を掴んだ!
愁夜も掴んだ腕を離さない。
ちょっ、ちょっと…
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