苛つく奴

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      「ナツキー、あー居た! 夏樹の順番だよ!何やって…」 その異様な光景にやっと気付くアヤメ 「愁、翔太くん… なんで夏樹を奪い合ってるの?」 「う、奪い合う?」 夏樹はカーッと赤面し二人も赤くなり同じに夏樹から手を離した 「翔太! 何やってんだ?」 その声にアヤメは固まった。 ふと見るとアヤメの隣に皇が立っていた 「な、何でもない! じゃぁアヤメちゃん、またね!」 そう言うと翔太と皇は自分達の部屋へと戻って行った ドキドキドキドキドキドキ… 「アヤメ?」 「え?」 あんな状況だった私より、アヤメの方が固まってない? 「行こうよ愁夜くんアヤメ? 冬磨くんが待ってるよ!」 「なんだよみんな~俺、皆の分まで歌いまくったよ!」 3人は それぞれに黙り込んでしまった…                
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