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捺『ちょっと聞いてくれんかなオカンー!』
ども~
一応自己紹介しとくわ
皆の心のアイドル、水無月捺ちゃんやで~☆
母「キショッ…」
捺『さっそく酷ないか!?
てか心読まんといて!』
なんでウチのオカンはこんな黒いんやろ…
母「何を今さら★」
捺『ですよねぇ~(泣)』
星が黒いんはスルーやスルー!
母「で…何か用?」
捺『あんさぁ…金くr「母)はぁ?(黒笑)」…』
なんでなーん?
捺『かれこれ5ヶ月もお小遣い貰ってへんで!?』
母「なんでアンタみたいなのに金やらなきゃいけないのよ」
うせやん…冗談はその若作りだけにしt「母)何?(激黒)」
捺『すんません調子に乗りましたねホンマ日本語ってムズいわ!』
コレを噛まんと2秒で言えたウチは凄いと思うで
捺『ホンマ頼むわオカン!
グレンラガンの映画行きたいねん!
アニキが出るかめっちゃ気になるねん!
あとロシューさんが映画までも空気やったら笑いモンやん!』
今ロシューって言ってもうた…誰やねんロシューって
母「DVDで見たのになんで映画なんか行くのよ…」
捺『ええやんかー…パンフレットも欲しいねん』
ウチホンマに楽しみにしとったんや
やって…キタンが死ぬんやで?
アニキだけやなく…キタンまで死ぬんやで!?
母「…はぁ、今日だけよ」
捺『ホンマに!?
おーきにオカン♪』
ウチはオカンから金を貰って、ダッシュで家を出た
カランコロン
やっとグレンラガン見れるわー♪
…ん?
道路近くでチビッコがボールで遊んどる
捺『おーい…君危ないでー』
チビッコ「大丈夫!
僕天才だから!」
その自信はどっからくるんや君
捺『…』
とりあえず、映画館に向かおうとした
トンッ
チビッコ「あ!」
あ?
まさか…
捺『…おいチビッコ!』
チビッコが道路に転がったボールを取りに行きよる
ウチは何でか身体が動いてもうた
プァーッ!
トラックがクラクションを鳴らしよる
捺『危ない!』
ウチはチビッコを歩道に押した
やけど…トラックがきよるな~…ウチ死ぬんかな
オカン…ゴメンな?
約束守れんかもしれんわ…
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