□■□いつもの朝を迎えて□■□

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いつもみたいに小言を言いながら下に降りていくお母さん。 このまま布団に入りたかったけど、今度は菜箸じゃ済みそうにない。 渋々ベッドから這い出て身支度をする。 「あ~……、 体育祭なんて面倒くさいなぁ」 いかにも私立、という制服に袖を通し、胸下まであるストレートの黒髪をとかして階段を降りた。
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