銀盤に影を落として・2

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「なぁ戒、ちょっとこれどう思うー?」 と、戒の恋人 流鬼が話しかけてきた 今日は練習日でもなく、流鬼も久々に仕事がないと言うので、 戒の家で恋人らしくまったり過ごす、というのが戒の心の予定だったのだが………………… 戒が流鬼の方を向いた瞬間、それはガラガラと音を立てて崩れさった 流鬼が手に持っていた物に、戒は目を見張って凝視する 「………る、るき、何に使うのそれ?」 流鬼が持っていた物とは… ………ヒラヒラ、フリフリの薄いピンク色のレオタード 多分、フィギュアスケートの女子用の衣装だろう それにしては、若干、否、かなり露出度が高い様に見えるが………… 「これな、知り合いからもらってちょっと絶対領域高めに改造したんだけど」 「へ、へぇ……それさ、誰が着るの?(い、今流鬼絶対領域って言った!!)」だいたい自分が着るという予想はついているが、一応聞いてみる 「は?お前しかいねーだろ`´」 ………やっぱりorz ‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡ 次から、各々の視点になりまーす
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