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今、わたしたちは岡田君と別れてドーナツ屋さんにきている。
お客さんは結構入ってるかな?
花乃ちゃんはもう、いつもの花乃ちゃんに戻っていた。
「ねぇ!ねぇ!
それで大事な話って?」
「え~?
知りたい~?」
「うんっ!
めっちゃ知りたい!」
「じゃあ、先に岡田君のことどう思ってるか教えてくれたらいいよっ!」
「っ…………」
ああ…花乃ちゃんの顔がまっかっかだ
わかりやすいな~
「好きなんでしょ…?」
「…………」
花乃ちゃんはこくりと頷いた。
ふふっ!かーわいいなあっ♪
「花乃ちゃん!頑張ってね!同じクラスだし!
アタックチャ~ンスっ♪」
「無理」
えええ!?
なに、さっきのドスのきいた声?
「か、花乃ちゃん!?」
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