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「あたし、明みたいに可愛くないし
委員会とかやってる真面目ちゃんだし…
誰もこんな女相手しない……ましてや、学年1ぐらいのイケメンでモテ男なんかに相手されるわけない…!」
なに…?
だれ?
こんなウジウジした花乃ちゃん…
「花乃ちゃん!
花乃ちゃんは可愛いよ!
委員会だって、誰もやらないから、みんなの為にやったんでしょ!?
…確かに岡田君はモテるけど、でも…でも、そんなふうに勝手に自分を否定しないで!!
いつもの…前向きで明るくてみんなのまとめ役でウジウジしたことは嫌いな花乃ちゃんはどこにいったの!?」
わたし、興奮してつい、大きな声でいってしまった
すると、いきなり花乃が自分の頬をバチン!と一回叩いた。
「…へへっ、明のおかげでなんか自信湧いてきたかも…
明はいつもあたしのこと元気づけてくれるね…?有り難う。大好きだよ。」
花乃ちゃんはわたしに勢い良く抱きついてきた
「そんなことないよ…?
わたしもいつも花乃ちゃんに元気づけられてる…いつも相談に乗ってくれたし……
あっ!
そうだそれでね、真尋君と…───」
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