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僕はためらいながらも
玄関のチャイムをならした
【ピーンポーン】
すると、少し明ちゃんに似たような声で
「はい?こんな朝はやくから誰ですかあっ?
…あっ!もしかして、まーくん?いや~んわたしまだ化粧してな~いっ!」
………ま、まーくん…
えっ、え~っと、ちょっとツッコミ所が多すぎて困るなあ…
「あの~木村さんのおたくですよね?僕、川田って言うんですけど明ちゃんをお願い…─」
「まあまああ!!
やっぱりまーくんじゃないの~
わたし、今すっぴんだけど、
生でまーくん見たいし…「ちょっとお母さん!!…ごめんね真尋君門開けるから入ってきてっ」
「う、うん…」
あ、さっきの明ちゃんのお母さんだったんだ……あははっ
朝から元気な親子だなあ…
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