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中は真っ暗だった。
幸いポケットの中に入っていた携帯電話を開き、足下に光を照らしながら進んで行った。
気が付けば、あの篠笛の音色は止んでいた………
『ギシギシ』と鳴り、今にも穴が空きそうな床の上を歩きながら、壁に手を添え足を進めて行った。
「ッ?!」
手に何かが触れた。
少し驚いたが、それに携帯の灯りを照らして見てみる。
そこには良く時代劇などでお侍さんが腰に携えている刀があった。
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