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『チュンチュン……ピチチチ…』
小鳥の可愛らしい囀り(さえずり)が聴こえ、意識が戻った。
「ん゛……ここどこだろう?」
今、自分が居るこの場所はどこだろうか・・・
「痛ッ……!!」
急に,右肩に激痛が走った。
恐る恐るそこを左手でそっと触れてみる……。
『!?』
左手に血がベットリと付着していた。
恐怖と痛さで目を丸くする事しか出来なかった。
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