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『いやぁ、まさかね。あははははは(^○^)
単なる夢っしょ夢!!
...でも周りには見た事がない風景だし、さっきまでは宿にいたのに。
ん?や…ど……』
「宿!!……痛ッ」
急に体を動かしたせいで、傷口が少し開いたような感覚がした。
「お前ッ…!怪我しているじゃねぇか!
直ぐに医者に見て貰わねぇと!!」
そう言うと、懐から布を取り出して歯で引き裂き、それを怪我をしている所に縛った。
「あ...すみません。」
「礼は後でだ!!
この怪我を医者に見せた後、お前が何者であるかを調べさせて貰う。」
言い終わるとひょいと軽々しく背負い、どこかへ走って行った。
‐*‐*‐*‐*‐*‐*‐*‐
途中...
『この人の背中、なんか安定してるし暖かいなぁ……ふぁあ…』
寝てしまった。
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