第二章~文久3年 1863年~

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屯所に着くと降ろし、 「お前の格好は目立ち過ぎるから,時にこの着物に着替えておけ。今、医者を呼んで来…「バタッ」 『バタッ?』 後ろを振り返ると,寝息を立て仰向けになり寝ていた。 「おっ…おいッ! なんで寝ていやがる!?起きろクソガキッ!!」 頬を叩いたり擽ってみたり揺すってみたりしたが、一向に起きようとしない。 「ったく、面倒だな…ぉい」 傷に障らない様に気を付けながら上の着物だけ着替えさせ、医者を呼んだ。
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