reexpedicion-レエスペディシオン-

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ロニ「んじゃ、行くか」 木にもたれかかっていた破面が起き上がり土煙の方へ歩き出した。 ロニ「ん?どうしタ?行かねーのか?」 スガ「かまえろ。」 ロニ「アリッ?!」 一「月牙天衝!」 ドォぉーん!! ロニ「おわっと。」 間一髪というトコロで破面は回避した。 ロニ「なんだ、なんだ?救援か?」 土煙が晴れた先にはオレンジ色の光が見えた。 その先には、一護と織姫の姿があった。 織「双天帰盾」 小田「織姫様、どうして…それより無茶です。あなたは…」 ロニ「うヒャヒャヒャ、まさか戻ってくるとは…楽しみが一つ減ったじゃねぇか。 せっかく、こいつらがくれた楽しみを、時間は大事にしろヨ。それも生きていられる時間は…」 一「お前達の相手は俺が変わるぜ。卍解!」 ロニ「何?卍解だと。まさか、こいつ… おい、スガノこいつが例の……」 スガ「そのようだ、ロニウス。あんまり調子にのるなよ。」 ロニ「ふぅん、少しは楽しめそうじゃん。」 一「ごちゃごちゃ言ってねぇで来いよ。」 ロニ「さっきより威勢はいいみたいだネ。んじゃ遠慮なく。」 カン カン ドン カン! ロニウスと一護は互いにすさまじい攻撃を繰り出していた。 ロニ「卍解してもそんなもんかぁ?ならだいぶ期待はずれだ。お前がエスパーダを殺ったってのはガセか?」 一「くっ!」 ロニウスの蹴りが一護の体にもろにヒットし、木にたたきつけられた。 織「黒崎くん!」 ロニ「これで終わりだな。」 一護は立ちあがると、ロニウスが刀を抜こうとした時 スガノが一護の方へ先に行っていた。 ロニ「おい、それは反則だろ。」 カン カン キン 一護はすでに防ぐだけで精一杯だった。 ズドォォン! 地面に叩きつけられた一護に、止めのスガノの虚閃が放たれた。 ロニ「あーあ、コレで終わりね。」 ロニウスは笑顔で言った。 織「くろさきくん!!」 ぽんッと織姫の頭に手が置かれた。 「心配するな、助けに来たぜ織姫ちゃん」
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