入学式と過去

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クーペの住む家から魔法学校は結構離れている。 なので、クーペは馬に乗って魔法学校へ向かう。 この世界には空飛ぶ箒等があるが、空飛ぶ箒や絨毯は、魔法学校や飛行教習所で交付される免許が要るために、乗っていい人といけない人に分けられる。 もちろん違反すると罰せられる。 一人で行かなければならないクーペは、空を飛んでいく術がないので、馬をつかうことになるわけだ。 馬を走らせること3時間。 クーペは魔法学校の厩舎にたどり着き、馬を預けた。 そして、背中のリュックサックの中で、いびきをかきながら寝ているカインを起こして、昼食をとることにした。
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