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★緑茶に「長生き効果」があることを東北大の栗山進一助教授(公衆衛生学)らのチームが確かめ、13日発行の米医師会雑誌(JAMA)に発表した。
★約4万人を7~11年にわたって追跡調査した結果、日ごろ緑茶をたくさん飲んでいる人は、そうでない人に比べて死亡率が低かった。脳卒中などの血管障害を防いでいるという。
★宮城県内約5万2千人(40~79歳)の健康調査のデータ(94年)を利用。
★がんや心臓病、脳卒中でない4万530人を追跡し、全体的な死亡率(95~05年)と病気ごとの死亡率(95~01年)について、緑茶を飲む量と関係があるかどうかを統計的に分析した。
★1日に5杯以上の緑茶を飲む人の死亡率は、1杯未満の人に比べて16%(男12%、女23%)ほど低かった。
★特に脳卒中では、緑茶好きの人の死亡率が37%(男35%、女42%)も低かった。がんでは、目立った差は確認できなかった。
★緑茶の病気予防効果の有無については見方がわかれている。死亡率との関係を裏付ける大規模な調査は珍しい。
★栗山助教授は「緑茶が血圧やコレステロールを抑えて血管系の病気を防いでいるのだろう」と話している。
朝日新聞06.9/14朝刊
★少し古い記事です。
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