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ー18世紀半ば グレイシス王国
その王国にある学院聖ヴリミアルの裏庭に一人の小柄な少女と背の高い少年が切り株に座り話していた
「それで、結局家に帰ったのが朝の4時。もうやんなるよ」
背の高い少年 タミエル・ミラー 貴族の次男だ
「馬鹿だー」
どこか儚げな少女ローズ・ブラックフラワー 詳細不明
他愛のない話をして笑っている
「知ってるか?この学院ずいぶん昔からあるのだ。208ねんだっけ?」
「うん。それで?」
「前に、この湖に飛び込んで自殺した人がいた。」
ローズは目の前の柵でおおわれている小さな湖を指した
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