50人が本棚に入れています
本棚に追加
鈍い音がした
剣の下にいるのは魔女のはずなのに…
お父様が居た
「お父様っ………」
頭から血を流してた
僕はお父様に近付いて抱き締めた
幸いお父様は気絶してるだけだった
なんで魔女なんかかばうんだ
ああ、そっか
魔女に操られてたからだね
魔女…絶対許さないよ…
僕は魔女の方を向いた
「た、たすけてっ………」
魔女が僕を見ながらポロポロ泣いた
醜い
「僕には呪文は効かないよ」
魔女に
剣を振り降ろした
何度も
何度も
暫くすると魔女は動かなくなった
僕は魔女を放置し
気絶したお父様を僕の部屋に連れていった
最初のコメントを投稿しよう!