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「えっと……?」
ユリアが困ったように首を傾げる中、ユウリ達は言い争いをやめなかった。
「ですけど!」
「確かにさっきはあの子の魔力を感じたわ!」
「ならどうして誰もいないんですか!?クレスが1人でこれだけの数を倒したとでも!?」
「ふむ……さっきまで誰かいなかったかい?」
「あ、はい。さっきいきなり現れたコートを着た男があの魔物達を簡単に排除しました」
「っ?何か特徴は!?教えてくれ!」
その話を聞いた瞬間ユウリがすかさずクレスに食い付いた。
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