~出会い~

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「…なんとゆうスピード…」 かなりのスローモーションにしてようやく男の姿が映る。 だが顔はフードで隠していたために見えていなかった。 「この者……下級のシャドウでは話しにすらなりません。上級でも足止めすら……」 「いかがなさいますか?クロウ様」 「ふむ……その者の魔力は探知できるのか?」 「はい、僅かながらですが魔力を察知できましたので。ですが今は反応をロストしました」 「ふむ……これほどの強者。放っておけば障害になるか……。いずれそやつの正体をシャドウを使って確かめるとしよう。もしかすると最強と呼ばれているあの者達の1人やもしれぬ」 「あの!?」 この部屋にいる者がいきなりざわつき始める。 「下手に手を出せばこちらにとんでもない被害がでるだろう。そやつの魔力を探知できるまでアラスローラには手を出すな。探知できしだいシャドウをそやつに向かい放ち正体を確かめろ。よいな?」 「「「はっ!」」」
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