NO.1

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『強気で言ってやるつもりが、勉は絵美の威圧感に微妙に怯んだ。』 「これさっき落として行きましたよっ」 「!!!」  「これっ! 探してたの!」 絵美は勉の手から箱を奪い取って 「ありがとう=3」 「本当に感謝する=3」 「これ100万するもんなんだ=3」 「100万?! そんなもん落とす普通?!」 「・・・落とさないよね。 多分。。。」 「それに車ロックしてなかったけど!」 「・・・そうなんだ!」 「それで私を待ってくれてたんだねっ  いい人だね君!」  「本当にありがとう~助かった。」 絵美は勉の肩を両手でポンポン叩きながら言った。
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