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『強気で言ってやるつもりが、勉は絵美の威圧感に微妙に怯んだ。』
「これさっき落として行きましたよっ」
「!!!」
「これっ! 探してたの!」
絵美は勉の手から箱を奪い取って
「ありがとう=3」
「本当に感謝する=3」
「これ100万するもんなんだ=3」
「100万?! そんなもん落とす普通?!」
「・・・落とさないよね。 多分。。。」
「それに車ロックしてなかったけど!」
「・・・そうなんだ!」
「それで私を待ってくれてたんだねっ いい人だね君!」
「本当にありがとう~助かった。」
絵美は勉の肩を両手でポンポン叩きながら言った。
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