みどり

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          「埋めましょう」       僕は唖然となり叫んだ     「なんで!?なんでなの!?」             「気味が悪いから   あんたが【異常】だから」     好きだった笑顔で彼女は答えた        認めてくれたと思ってた でも違ったんだ 僕は声がでなかった       ふいに土が上から降ってきた 罵声も降ってきた     沢山沢山降ってきた       僕の目からは涙が落ちていた       でも視界はすぐに暗くなって 体が重くなって 苦しくなって       僕は死んだ        
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