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とりあえず部屋に行くか…
他の4人はどんな人なんだろう。
仲良く出来るといいな…
期待と不安を胸に、俺は部屋に向かった。
「失礼しまー…」
開いている部屋を覗くとまだ誰も来ていない様子。
「…入って待ってるか」
俺達の部屋は他のとこより少し広めみたいだった。
左側と右側にひとつづつ二段ベッド、奥の窓際に1つエキストラベッドが置いてあった。
…なんかあれは寂しいな。
とりあえずあのベッドは嫌だなとか思ってたら廊下をバタバタ走る音が聞こえた。
「オレいっちばーん!!!」
駆け込んできた奴を振り返る。
細身で長身のそいつは、自毛なのかわからない茶髪のパーマ。
びっくりして固まってると、そいつが声を掛けてきた。
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