終わりという始まり

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もう一人の俺はゆっくりと剣を上げた。 本当にここで終わりでいいのか? 世界を救うんじゃないのか? そうだ・・・俺は・・・ みんなの夢の為の礎になるんだ! 俺の足・・・動け! ゆっくりでいいんだ! 青年はゆっくりと立ち上がり、もう一人の自分を見上げた。 でも、もう遅かったかな・・・ もう一人の俺の剣が俺の首めがけて振り下ろされてる。 青年はゆっくりと目を閉じ、今の今までにいたる記憶を思い返していた。
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