ダイヤの5

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「言えよ! 俺も行くから!」 ――かったんですが……。無理、ですよね……。 「おお、やっぱりそうきたか。ま、別にいいぜ。演劇部室に入らせてくれるなら、な」 「そんなんでいいのか? あそこ、鍵かかってないぞ?」 「そうか? んじゃ、そこで」 「おぉーしっ! そうと決まれば、さっさと行くかぁ!」 「……お前、サボりだってのにテンション高いな。ダルいからサボるんじゃねぇの?」 「当たり前だろ? 授業が無くなるってんだからさ」 「ああ、それもそうだな」 ちょっと意味の分からない会話を聞きながら、後に着いていきます……。
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