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「じゃんけん、ポイ!」
「はい、僕の勝ち」
「くそう…五位の分際で…逆から読んだらイナゴじゃねえか!」
「違いますよ!」
「仕方ない、脱ぐか」
「ちょっと!ジャージこっちに投げないでくださいよ!うわくさっ!カレー臭い!」
「私のジャージは臭くないぞ!あ、ちょっと臭い」
「認めてるじゃないですか!」
「じゃあ、次いくでおま!じゃ~んけ~ん…ポヒ!」
「私の勝ち!」
「…『ポヒ』って何ですか、太子」
「『ポヒ』って言うんじゃないのか?」
「『ポイ』ですよ!『ポイ』!」
「そんなことより、早く脱げ妹子」
「はいはい」
「…靴下って…」
「何か文句でも?」
「ありません!」
「じゃんけん…ホイ!あ、耳で息できた…」
「僕の勝ちですね」
「仕方ない…脱ぐか」
「待て待て待て!」
「何だよお芋」
「もう良いです脱がなくて!」
「何でだよ?あ、私の裸見て鼻血出すからか?」
「それは無いですけど、そのままお風呂行って脱いでください」
「仕方ないな」
「それと、僕が勝ったんで、僕が上ですよ」
「ちぇ~私、摂政なのに」
「早く風呂行ってきてください」
「摂政なのに…」
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